公開日 2016年06月21日(Tue)
鹿児島県では6月19~25日を「ハンセン病問題を正しく理解する週間」としています。
本校ではこのハンセン病問題を正しく理解する週間である6月20日(月)に
国立療養所星塚敬愛園自治会長の岩川洋一郎さんを講師にお招きして
「過去,現在,そして明日」を演題としたハンセン病講演会を開催しました。
講演では,療養所に入所してからの辛い話,差別と偏見に苦しんだ話などを
ハンセン病について詳しく知らない生徒達へ話していただきました。
講演の最後に岩川さんは「ハンセン病は差別・偏見の原点です。
このような問題に無関心であってはならないと思います。差別の連鎖を絶ち,
“生きていてよかった”とみんなが思える偏見・差別のない社会を
一緒に作っていきましょう。」と生徒達に語りかけました。
お忙しい中,貴重なお話をしてくださった岩川さん,本当にありがとうございました。