公開日 2020年06月01日(Mon)
令和2年6月1日
保護者 各位
鹿児島県立種子島中央高等学校
校 長 古 江 龍 二
「新しい生活様式」を踏まえた本校の教育活動等について
初夏の候,ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。また,日頃から本校の教育活動に対しましては,格別の御理解と御協力を賜り,心から感謝申し上げます。
さて,本校では5月11日(月)から教育活動を再開し,5月24日(日)までの期間を警戒期間として,最大限の感染症対策を行いながら通常授業に向けた取組を進めてきたところです。こうした中,文部科学省から「学校の新しい生活様式」が示され,鹿児島県においても取組が改定されるとともに,本日6月1日(月)から適用されることになりました。それらを踏まえ,本校においても引き続き感染症対策を行いながら教育活動を実施してまいります。
つきましては,下記の内容を確認いただき,御理解と御協力をお願いいたします。
記
1 一人一人の基本的な感染症対策
(1) 身体的距離の確保。人と人との間隔は,できるだけ2m(最低1m)
空ける。
(2) 会話をする際は,可能な限り真正面を避ける。
(3) 外出時,屋内にいるときや会話をするときは,症状がなくてもマスク
を着用する。
(4) 帰宅後は,まず手や顔を洗う。できるだけすぐ着替える。シャワーを
浴びる。
(5) 手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う。(手指消毒薬の使
用も可)
(6) 高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際は,体調管
理をより厳重 にする。
2 学校における対応
(1) 感染症対策について
ア 換気は,気候上可能な限り常時行うなど徹底する。
イ 校内では,原則マスク着用とし,3つの密が同時に重ならないよう
にする(体育 の授業では,着用の必要はありません。)。
ウ 外から教室等に入る時やトイレの後,昼食の前後,清掃後など,手
洗いを徹底さ せる。
エ 特に多くの生徒等が手を触れる箇所(ドアノブ,手すり,スイッチ
など)は,消 毒液を使用して清拭する。
(2) 学習活動について
ア 生徒同士の距離を可能な限り確保して授業を実施する。
イ グループワークや実験など生徒が近距離で活動するものについて
は,可能な限り 感染症対策を行った上で,リスクの低い活動から徐
々に実施する。
ウ 体育の授業は,生徒の間隔を十分に確保するなど感染症対策を行っ
た上で実施 する。
(3) 部活動について
ア 登校日でない日も活動可能とする。
イ 運動不足の生徒もいると考えられるため,怪我防止に留意して行
う。
ウ 生徒の健康・安全確保のため健康観察を行う。なお,発熱等の風邪
症状がある場合は,活動を見合わせ自宅で休養させる。
エ 体育館など屋内で実施する場合は,こまめな換気や消毒液の使用
(消毒液の設置,生徒が手を触れる箇所の消毒)を徹底する。
オ 部室等の利用については,短時間の利用とするなど感染防止に努め
る。
カ 活動は段階的に行うこととし,他校との合同練習,練習試合等は6
月12日(金)まで自粛する。
(4) スクールバスの利用について
ア 定期的に窓を開け換気を行う。
イ マスクを着用するとともに座席の間隔を空け会話を控える。
ウ 手洗いや咳エチケット等を徹底する。
エ 生徒が触れる手すり等を消毒する。
3 保護者へのお願い
(1) 生徒の県外への移動について
ア 5月25日(月)の緊急事態宣言解除の際に特定警戒都道府県であっ
た地域(北海道,埼玉県,千葉県,東京都及び神奈川県)への移動に
ついては,6月18日(木)までは,「今でなければならない」,「自
分でなければならない」などの必要な要件 以外での移動は慎重に判断
してください。
イ その他の地域への移動については,感染者の発生動向を踏まえて慎
重に判断して ください。
ウ やむを得ず県外へ旅行等を行う場合の留意事項
(ア) 必ず事前に学校へ連絡してください。
(イ) クラスターの発生のおそれが高い施設や三つの密(密閉,密
集,密接)のある 場を徹底的に避けてください。
(ウ) 手洗いや人と人との距離の確保など感染拡大を予防する「新し
い生活様式」を 徹底してください。
エ やむを得ず県外へ旅行等を行い,帰県した場合の留意事項
(ア) マスク着用など咳エチケットを徹底してください。
(イ) 毎日の体温測定を徹底してください。
(ウ) 発熱等風邪の症状がある場合は,登校を見合わせてください。
(2) その他
ア 感染者やその家族,治療にあたった医療機関とその関係者,その他
関わりがあっ た方々に対して,不当な差別や偏見,いじめ等が行われ
ないよう,正確な情報に基 づいた冷静な行動をさせてください。
イ 感染症対策用の持ち物として,清潔なハンカチ・ティッシュ,マス
ク,マスクを 置く際の清潔なビニールや布等を持参させてください。
ウ これまで行ってきた感染症対策(毎日の検温,咳エチケットの徹底
等)は今後も 継続させてください。