種子島産の素材を使った化粧品づくりを体験

公開日 2026年07月30日(Thu)

7月24日(金)、ミライデザイン科2年2組の女子生徒2名が、「種の実オイル工房」による化粧品づくりワークショップに参加しました。参加した2名は、いずれも美容業界への就職や進学を希望しており、将来の進路につながる学習として取り組みました。

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 はじめに、講師を務めた「種の実オイル工房」代表の日笠山 昭代さんから、事業内容や起業の経緯について説明していただきました。日笠山さんは、後継者がおらず放置された茶畑を目にした際、そこに実る茶の実に着目し、「この実を生かせないか」と考えたことをきっかけに、オイルの開発を始めたそうです。

 現在は、種子島にある植物の種などの地域資源を活用し、コールドプレス製法で搾油したオイルを使った商品の製造・販売に取り組んでいます。

 続いて、種の採取や乾燥、搾油など、種の実オイルが完成するまでの工程について学びました。茶の実1kgから採れるオイルは、わずか100~200mlであることから、オイルの希少性や、製造に多くの手間がかかることを知りました。

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 その後、生徒たちは種子島産のミツロウとオイルを使ったバームづくりに挑戦しました。ミツロウは、ミツバチが巣を作るために分泌する天然のロウです。日笠山さんは地域の素材を生かすことにこだわっており、今回のワークショップでは種子島産のミツロウを使用しました。

 まず、ミツロウを削って細かくし、溶けやすい状態にしました。次に、紙コップにミツロウとオイルを入れて、湯せんしながら混ぜて溶かします。十分に溶けたところで化粧品用の容器に流し込み、約10分間冷まして固めると、バームが完成しました。

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 今回の学びを通して、生徒たちは、種子島の資源を活用した新たなオイルの開発や、ミツロウを効率よく削るための道具の開発、中種子町や南種子町でバームづくりを体験できるワークショップイベントの開催など、工房と一緒に取り組んでみたいアイデアを考えました。

 生徒たちは、化粧品ができるまでの工程を実際に体験するとともに、種子島の素材を生かした商品づくりや、地域で事業を展開することについて学びました。美容業界を目指す2人にとって、将来の仕事や進路について考える貴重な機会となりました。