観光スポットでの防災対策を学ぶ【ミライデザイン科】

公開日 2026年07月21日(Tue)

 7月14日(火)、ミライデザイン科3年2組の「DX」の授業で、鹿児島県専門防災アドバイザーの用貝敏郎先生を講師にお招きし、「観光スポットでの防災対策」をテーマとした特別授業を実施しました。

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 用貝先生は、元熊本地方気象台長で、気象防災アドバイザー、気象予報士の資格をお持ちです。2016年の熊本地震や2015年の口永良部島噴火をはじめ、数多くの災害対応に携わってこられました。

 現在の3年2組は、1年次から「観光と防災」をテーマに探究活動を続けています。2024年度の「SDGs QUEST みらい甲子園」鹿児島県大会では、「観光と防災を融合させた持続可能な地域づくり」を発表し、「SDGs QUEST アクションアイデア最優秀賞」を受賞しました。

 この取組では、観光地などに設置したQRコードをスマートフォンで読み取ることで、避難経路や周辺の災害リスクを確認できる防災システムを提案しています。

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 授業では、全国や九州・鹿児島県で発生した過去の自然災害をはじめ、種子島周辺の地震活動や、南海トラフ地震で想定される揺れや津波について、グラフや地図を用いて詳しく説明していただきました。また、用貝先生が熊本地震を経験された際の状況についてもお話しいただき、生徒たちは災害発生時の様子を具体的にイメージしながら学びました。

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 続いて、島内の観光スポットを例に、地震や津波が発生した場合に、どこへ、どの経路で避難するべきかを考えました。避難場所として指定されている場所であっても、そこへ向かう経路や周辺の状況によっては、必ずしも避難先として勧められない場合があることも教えていただきました。

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 地図上で避難場所を確認するだけでなく、実際の避難経路に危険な場所がないかを確認することの大切さは、生徒たちにとって大きな学びとなりました。また、国土交通省の「ハザードマップポータルサイト」を活用し、津波浸水想定区域や土砂災害の危険箇所、避難場所などを調べる方法についても学びました。

 生徒からは、「種子島でも大きな地震や津波が起こる可能性があることを知った」「普段から避難場所だけでなく、そこまでの経路も確認しておきたい」「観光客にも分かりやすく防災情報を伝える必要があると感じた」などの感想が寄せられました。

 これまで進めてきた「観光と防災」の探究活動に、防災の専門家から新たな視点や具体的な助言をいただく、貴重な機会となりました。今回の学びを、今後の防災システムの改善や地域への情報発信につなげていきます。