公開日 2026年10月07日(Wed)
9月25日(金)、情報処理科3年3組の生徒32名が、名鉄観光サービス株式会社とのコラボ企画「種子島島内1日バスツアー」の企画提案会を行いました。 種子島といえば夏の観光のイメージが強いですが、今回は冬の種子島を楽しんでもらうために、生徒たちが6つの班に分かれて旅行プランを考えました。
生徒たちは、中種子高校の卒業生でもある名鉄観光サービス鹿児島支店の上川路育恵さんから、地域の魅力の伝え方や、旅行商品を企画する際に必要な視点について学びました。
当日は、種子島観光協会や中種子町商工会、南種子町の関係者、特別審査員の皆様をお迎えし、名鉄観光サービスの皆様にもオンラインで御参加いただきました。発表では、想定する参加者や企画の目的、訪問先、体験内容に加え、天候への対応や移動時間など、実現に向けた課題についても説明しました。各チームの企画を紹介します。
【高校生が選ぶ!種子島おすすめスポット巡り/チームさとし】
マングローブパークでの自然観察や、広田遺跡ミュージアムでのアクセサリー作りなど、地元の高校生がおすすめするスポットを巡る企画です。食事には、生徒がおすすめする穴場のグルメスポットを選びました。


【波音と星空に包まれる心ほどける冬の旅/セブンスター】
冬の海岸散策や星空観察を通して、日常の疲れを癒し、ゆったりと過ごす企画です。宇宙センターの見学やとんぼ玉作り体験も取り入れ、冬の種子島の楽しみ方を提案しました。


【種子島新体験/チームおにぎり】
歴史や文化に関心のある人を対象に、鉄砲伝来ゆかりの地や伝統工芸の現場を巡る企画です。能野焼や刃物などの見学・体験・購入を通して、まだ十分に知られていない種子島の魅力を伝えます。


【募集型企画旅行/チームちぃ】
県内の若い女性を主な対象に、焼酎の製造見学や酒器作りを通して、種子島の文化に触れる企画です。星空を眺めながら焼酎を味わい、温泉も楽しむプランを考えました。


【飲み比べツアー/チーム一升瓶】
お酒好きの30~40代を対象に、島内の酒蔵を巡り、見学や試飲を楽しむ企画です。郷土料理や観光スポットも組み合わせ、種子島のお酒と食の魅力を伝えます。


【移動時間すら楽しいバスツアー/ブラックピース】
20歳以上を対象に、車内で照明演出やカラオケ、お酒を楽しむ「パーティーバス」の企画です。移動時間そのものを特別な体験に変える、ユニークなアイデアを提案しました。


評価には、審査員の皆様に加え、生徒全員と教員も参加しました。生徒たちは、仲間の発想や伝え方の工夫に触れ、自分たちの企画や発表を振り返る機会にもなりました。
審査員の皆様からは、「冬の海を『癒やし』として楽しむ視点がよかった」「焼酎と陶芸の組合せが面白い」「島の人たちとの交流を取り入れると、種子島でしかできない体験がさらに深まる」といったコメントをいただきました。
総評では、Iターンで種子島に移住された特別審査員の池田里紗さんから、地域の魅力を主体的に見つけ、企画にまとめた点や、発表から伝わる種子島への愛情を評価していただきました。また、中種子高校商業科の卒業生であり、グラフィック・Webデザイナーの竹光春さんからは、今回身に付けた「企画する力」「伝える力」は社会に出てからも生かせる力であり、自信を持ってほしいと励ましていただきました。
発表した企画は、現在、名鉄観光サービスの皆様が審査されています。審査の結果によっては、実際の旅行商品として販売される可能性もあります。自分たちの暮らす地域の魅力を見つめ直し、お客様の立場に立って、その魅力の届け方を考えた今回の取組。学んだことやいただいたアドバイスを、これからの学習や進路先での活動にも生かしてほしいと思います。
御協力いただいた名鉄観光サービスの皆様、御参加いただいた審査員の皆様、ありがとうございました。
